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皆さんこんにちは!
茨城県、千葉県、埼玉県、東京都のエリアで軽貨物配送業を行っている
agrume合同会社、更新担当の富山です。
目次
今回は、私たちの生活にすっかり欠かせなくなった「軽貨物配送」の歴史にスポットを当ててみたいと思います。
「宅配便は便利だなぁ」と感じている方も多いと思いますが、実はこの便利さの背景には、軽貨物配送という独自の進化を遂げた物流の形態があるのです。
軽貨物配送とは、軽自動車を使って荷物を運ぶ配送サービスのことです。法律上は「貨物軽自動車運送事業」と呼ばれ、個人事業主として開業する人が多く、赤帽やフリーランスの配送ドライバーなどが該当します。
使用車両:軽バン・軽トラック(350kgまでの積載制限あり)
主な荷物:ネット通販の小口荷物、緊急便、書類や医療品、食品配送など
働き方:自営、業務委託、企業内便など多様
軽貨物配送の原型が現れたのは1970年代の日本。高度経済成長の中で都市間輸送が増加し、大手運送会社による「宅配便サービス」が全国に広がり始めました。
当初は大型トラック中心の輸送体系でしたが、都市部や狭い住宅街、個人宅へ荷物を届けるには不便でした。そこで、機動性の高い軽自動車を用いた「小口配送」に注目が集まります。
赤帽(全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会)が1975年に設立され、“小さな荷物を、迅速・確実に届ける”サービスのパイオニアとなりました。
2000年代に入り、Amazonや楽天市場、ヤフオクなどが急成長。人々の購買行動が実店舗からネットへと移り変わるなか、一軒一軒に直接荷物を届ける必要性が爆発的に高まりました。
大手宅配会社(ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便など)だけでは処理しきれない量に対して、軽貨物配送業者が「委託業者」として活躍するようになります。
大量の再配達問題
高齢化により需要が増える買い物代行
医療系・IT機器など即時対応が求められる分野
こうしたニーズに対応できるのが、小回りのきく軽貨物配送だったのです。
現在では、「軽貨物ドライバー」として独立開業する人も多数。業務委託で企業のルート配送を担当したり、フードデリバリーや買い物代行など、暮らしの最前線を支える役割としても注目されています。
テクノロジーの進化により、アプリによるマッチングサービス(例:PickGo、ハコベル、Uber Directなど)も登場し、スマホひとつで仕事を受ける時代に突入しました。
都市部配送の“穴”を埋めた1970年代
ネット通販の台頭とともに需要爆発
個人事業主としての新たな働き方を生んだ仕組み
軽貨物配送は、まさに**「必要な時に、必要な場所に、必要な分だけ」届ける**現代社会のライフラインともいえる存在です。
次回は、そんな軽貨物配送の現場で大切にされている「鉄則」について詳しくご紹介します!
次回もお楽しみに!
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